公立高校の受験までに大切なこと
《近況》
いよいよ、公立高校の受験まで50日を割り込みました。
前回の通信で、「いよいよここからが受験勉強の本番です。」と申し上げましたが、それ以降いかがですか?お子さんの家での学習生活や受験に向き合う姿勢はいかがですか?特に気づいたことはありませんか?何かありましたら、いつでもご連絡ください。メールを送っていただいても結講です。何度が頂いた方もいらっしゃいますが、タイムリーなやり取りができるのでこちらとしては大変有り難く感じています。【moujuku@yahoo.co.jp】
塾で勉強しているお子さんの様子は、それぞれの取り組みを配信したいくらい頑張っています。時には、疲れてふにゃふにゃしているのを見かけることもありますが、なべてしっかりやっていると言っていいでしょう。オープンスペースの中でやっていますので、萎えている姿は誰からも丸見えになりますから、良くも悪くても目立ってしまいます。そこが、閉ざされた自宅の、部屋での学習と決定的に異なる所だと思っています。学習にはある程度の緊張感は不可欠です。
《ここから本番まで大切なこと》
いくつかありますので、どこか心の片隅に置いて頂ければと思います。
周囲の情報に流されないで下さい。
色んな流言が飛び交います。例えば、高校の志願数の情報、合格得点やボーダーライン、予想出題問題、入ってからの高校の学習についてなどなど・・・。これらのほとんどは、何の根拠も持たない人たちの、希望的観測から生まれたものがほとんどですので無視してもらって結講です。もし、その情報を確認されたいときには、私どもにご連絡ください。早急に事実を確認しますし、きっとその程度の情報は当たり前に私どもが持っています。
ギリギリまで、当たり前に学習をさせるようにしましょう。
これは、常々子供たちに言っていることなのですが、「いつも通りの態度で過ごそう。」ということです。成績のぶれる子供は、態度や気持ちもぶれやすい。落ち込んだり、テンションが上がったり下がったりする気持ちのぶれは、この時期要りません。極端な例で恐縮なのですが、「日常における特別な日」は受験生には必要ないのです。受験生にとっての特別な日は「受験日」と「合格発表の日」の二日だけであって、たとえそれが誕生日であっても、相対的な比較として特別じゃないと判断する方がいいと思っています。なぜなら、その特別という意識が感情のぶれを引き起こすきっかけになりうるからです。
できるだけ、淡々と、当たり前の学習ができること。それが一番大切な、今はそんな時です。
本番の日を意識した生活のリズムをそろそろ意識してください。
学校ごとに多少の違いはあるでしょうが、大体が7時30分頃開門し、8時20分から30分頃まで受験教室に入ることになると思います。
そして、8時50分から1教科目の「国語」が始まり、以下「数学」、「社会」。この後40分間の昼食休憩をはさみ、12時40分から「理科」「英語」。20分の休憩を挟んで15時から17頃まで面接。(この面接に関しては、「必要に応じて参考にする」と選抜規定に明記してありますので、大事なのは本番の獲得得点です。
このように、タイムスケジュールが出来上がっていますので、自宅で検討すべきは、本番朝の過ごし方です。7時30分過ぎに学校へ入るとして、何時に起床すればよいのかを、受験校までの距離などを配慮して決めてください。また、本番の日の昼食。小さめのおにぎりを2個が適当でしょう。それにバナナ1本程度の果物、それで十分です。間違っても、腹一杯になるようなメニューは避けてください。お腹が満足してしまうと、脳も満足してしまって働きが鈍くなると言われています。お腹は抑える程度の食事でいいのです。
以上のような、ことをそろそろご家庭内でも話し合ってください。もし、わからないことがありましたら、どんな小さなことでも我々に聞いてください。
《2月、3月の授業計画について》
ここからが、塾の今後の授業計画です。
ご承知のとおり、3月10日が本番の日です。まずは、その本番に向けて全精力を傾けるべきだと思いましたので、3月10日以降の授業日を、2月の土日等に当てたいと思っています。つまり、3月の授業日は4回にして、2月の授業回数を12回としたいのです。万一何か不都合な点がありましたら、ご連絡ください。
以下のような授業日を予定しています。
●MOU特訓コース
2月4日(月)、7日(木)、11日(月)、14日(木)、16日(土)、18日(月)、
21日(木)、23日(土)、24日(日)、25日(月)、27日(水)、28日(木)
3月2日(土)、4日(月)、6日(水)7日(木)
●Aコース
2月1日(金)、5日(火)、8日(金)、12日(火)、15日(金)、17日(日)、
19日(火)、22日(金)、23日(土)、24日(日)、26日(火)、27日(水)
3月1(金)、2日(土)、5日(火)、8日(金)
「最後まで、ベストを尽くすこと」しかないと思っています。
尚、4月以降の高校継続と、新高校へ向けての春講習のご案内は、受験終了後ご連絡申し上げたいと存じます。
2021年1月