2月、3月の塾の授業計画につきまして ~中学3年生向け~
《近況》
いよいよ、公立高校の受験まで2カ月を割り込みました。
前回の通信で、「いよいよここからが受験勉強の本番です。」と申し上げましたが、それ以降いかがですか?お子さんの家での学習生活や受験に向き合う姿勢はいかがですか?特に気づいたことはありませんか?
何かありましたら、いつでもご連絡ください。メールでも結構です。タイムリーなやり取りができるのでこちらとしては大変有り難く感じています。【moujuku@yahoo.co.jp】
塾で勉強しているお子さんの様子は、それぞれの取り組みを配信したいくらい頑張っています。時には、疲れている姿を見かけることもありますが、なべてしっかりやっていると言っていいと思います。
オープンスペースの中でやっていますので、萎えている姿は、他の塾生からも丸見えになりますから、良くも悪くても目立ってしまいます。そこが、閉ざされた自宅(部屋)での学習と決定的に異なる所だと思っています。
学習にはある程度の緊張感は不可欠です。
《ここから本番まで大切なこと》
周囲の情報に流されないで下さい。
色んな流言が飛び交います。例えば、高校の志願数の情報、合格得点やボーダーライン、予想出題問題、・・・。これらのほとんどは、前回も申し上げましたが、何の根拠も持たない人たちの、希望的観測から生まれたものがほとんどですので無視して下さい。
もし、その情報を確認されたいときには、私どもにご連絡ください。早急に事実を確認しますし、またその程度の情報であれば、当たり前に私どもが持っています。
ギリギリまで、当たり前に学習をさせるようにしましょう。
これは、常々子供たちに言っていることなのですが、「いつも通りの生活態度で過ごそう。」ということです。
成績のぶれる子供は、態度や気持ちもぶれやすい。落ち込んだり、テンションが上がったり下がったりしがちです。
この気持ちのぶれは、この時期は特に必要ありません。
「そういう性格なので・・・」と反論する子供も中にしますが、ある程度の性格は訓練で治せる事は多くの先輩達が言っている事です。極端な起伏を修正することはそんな難しいことではありません。本人の気持ち次第です。
受験生には、「日常生活の中に特別な日」は必要ありません。受験生にとっての特別な日は「受験日」と「合格発表の日」の2日だけであって、そこに集中する方が良い結果が導けます。
できるだけ、淡々と、当たり前の学習が継続していくこと。それが一番大切な、今はそんな時です。
本番の日を意識した生活のリズムをそろそろ意識してください。
受験する学校ごとに多少の違いはあるでしょうが、大体が7時30分頃開門し、8時20分から30分頃まで受験教室に入ることになると思います。
そして、8時50分から1教科目の「国語」が始まり、以下「数学」、「社会」。この後40分間の昼食休憩をはさみ、12時40分から「理科」「英語」。20分の休憩を挟んで15時から17頃まで面接。(*この面接に関しては、「必要に応じて参考にする」と選抜規定に明記してありますので、大事なのはあくまでも本番の獲得得点です)
このように、タイムスケジュールが出来上がっていますので、自宅で検討すべきは、本番朝の過ごし方です。7時30分過ぎに学校へ入るとして、何時に起床すればよいのかを、受験校までの距離などを配慮して決めてください。また、本番の日の昼食。小さめのおにぎりを2個が適当でしょう。それにバナナ1本程度の果物、それで十分です。間違っても、腹一杯になるようなメニューは避けてください。お腹が満足してしまうと、脳も満足してしまって働きが鈍くなると言われています。お腹は抑える程度の食事でいいのです。
以上のような、ことをそろそろご家庭内でも話し合ってください。もし、わからないことがありましたら、どんな小さなことでも我々に聞いてください。
《2月、3月の授業計画について》
塾の今後の授業計画についてお知らせします。
ご承知のとおり、3月10日が本番の日です。まずは、その本番に向けて全精力を傾けるべきだと思いましたので、3月10日以降の授業日を、2月の土日等に当てたいと思っています。つまり、3月の授業日は5回にして、2月の授業回数を11回としたいのです。万一何か不都合な点がありましたら、ご連絡ください。
できることは、「最後まで、ベストを尽くすこと」しかないと思っています。
尚、4月以降の高校継続と、新高校へ向けての春講習のご案内は、受験終了後ご連絡申し上げたいと存じます。
2015年1月15日