新年度がはじまりました。
今回の受験と、それについての考察、また今考えていることなどをお伝えします。
桜が散り、少しずつ暖かくなってきました。一方で、コロナはまだ収束し切れていません。それどころか、勢いを増してきそうな雰囲気も見受けられます。全く、予断を許さない状況です。
さて、MOU塾の受験の戦いも終わりました。志望校に合格した者、また思いを達せられなかった者、両方の思いが交錯しました。
私は、どの子供の気持ちとも共感します。だから、喜びと悲しみ、残念さを共有します。そして、どうすれば目標を叶えさせることができたのか、悶々と考えます。起きている時はもちろん、寝ている間も夢の中で考えます。答えが出るまで考え続けます。
今回、私は、これまで以上に肝に銘じたことがあります。それは、「後悔しないこと。」これは、子供たちではありません。私が・・・です。私が後悔してはダメだ!と改めてそう思ったのです。
「あれをさせておけばよかった。」「もっと、強く、言い聞かせればよかった。」・・・そういう思いを残してはいけないと、きつく心に言い聞かせたところです。
特に、大学受験においては、そこが最後の戦いですので、何としても勝たせたい。 これから受験を迎える塾生の面々は、そういう環境で勉強していくことになります。
最後に、勉強と部活の両立についてお話します。まず、その両立は中学まではできても、高校では難しくなります。もっと、端的に言いましょう。高校で国立大学を目指すのであれば無理です。例えば、2時間部活をしたら、その倍の4時間勉強ができればなんとか食らいつくことはできるかもしれません。が、実際問題それは無理です。疲れて寝てしまうのが普通でしょう。
私は、運動部を否定していません。なぜなら、私は高校時代、柔道部のキャプテンとしてインターハイを目指してほとんど休みなく部活をしてきたからです。結局、団体・個人ともに東北大会止まりでしたが。
で、思い出はたくさん残りました。でも、思い出では飯は食えません。それが現実です。人生は高校を終えても続きます。ピークはもっと先の方がいい。65歳まで働かなければならないのですから。
私は、ポストコロナは、来ないような気がしています。何かしら、生活様式を変えなければ存続できないような気がしています。世界で起こる様々な出来事を、身近に受け止めながら、子供たちに「生きる力」を養っていってもらいたいと、常々思っています。
2021年4月23日
*尚、高校生は7月の進研テスト後に、中学生も7月の実力テスト後に、面談させていただければと考えております。宜しくお願い致します。
*年間テキスト代(1万円)ですが、5月の月謝と合わせて引き落としさせて頂きます。